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人の振り見て我が振り直せ!作戦①:40代以上男性向け

人と自分を比べ、「あ、この人のこういうところすごいな」「見習わなくてはいけないな」と思う事が誰しもありますが、いざとなるとなかなか実行出来ないものです。 見習う誰かから見習われる人になれたら素敵です。魅力のある人はいつの間にか人が寄ってくるものなのです。 体験談を基にご紹介します。

40代以上男性向け

一歩先に動く

会社の先輩

会社で上司からも部下からも慕われている先輩がいます。私も慕っている後輩の一人です。彼は、いつも上司への気遣いが出来ていて、出来の悪い後輩の面倒も良く見てくれています。会社員の理想像を描いたような人です。
ある時、先輩に「どうしたらそのような行動がとれるのか?」という質問をしてみました。笑いながら先輩は、「自分は行動が遅いのだ」と言って、話し出してくれました。学生時代の先輩は、何をしても遅く、先生や先輩たちからいつも怒られている存在だったそうです。

あまりにも遅いその時の先輩に指導してくれた先生 は、「人よりも少しだけ早く動くようにしてみなさい」と言われたそうです。 それから、「自分は人よりも遅い」ということを常に考えて、先に先に行動するように努力を重ね、次第に、早く行動することが癖なって、余裕が生まれるようになったそうです。

今ではそこで出来た余裕を他に活かせられるようになった、と言っていました。 結果、上司からは「仕事が早く、任せられる存在」、後輩からは「優しく、頼りがいのある先輩」と評価されるようになりました。 それでも、自分は「行動が遅い」と思い続けて人よりも「一歩先に動く」を続けているそうです。

Let's try! 実際に実践してみたら… 一歩先に動いてみたら

自分では、それほど行動が遅いわけではないので、あまり意識をしたことがなかった事でした。仕事上でも、可もなく、不可もなくの状況です。ミスがないのでそれなりのポジションは与えて貰っています。
憧れの先輩のように、上司からも部下からも慕われる存在にはなれないと決めつけていた部分もあります。

しかし、一歩先に動く気持ちさえ持って行動出来れば、違う世界が見えてくるような気がします。 そこで、少し意識を変えて行動するようにしたら、驚くほどに余裕が出来て、仕事がスムーズに行えるようになりました。上司からのいい評価も得られて、後輩にも頼られることが多くなりました。

よくよく考えてみたら、結婚相談所のアドバイザーさんにも「人よりも一歩先に動いた方がいいです」とアドバイスされたことがあります。
婚活となると、積極的に行動することで、「ガツガツしている」とか「焦っている」と思われるのが嫌で、なかなか人よりも先に行動出来ず待っているタイプでした。
今回、上司や後輩からの評価をきっかけに、婚活でも一歩先に動くことを意識してみようと思うようになりました。

ポジティブに考える

彼女

いつも明るくて、とても優しい彼女。ただ優しいだけではなくて、かなりポジティブ思考を持っていて、落ち込んでいる人を見ると、いつも元気づけています。
しかし、実はそういう人ほどネガティブだと誰かから聞いたことがあります。彼女のそういう場面を見たことがないのですが、ネガティブな人の気持ちが理解出来るからこそ、ポジティブな考えが出来るのかもしれないですね。

彼女が中学生の時に、怪我で1か月程入院していたそうです。まだ中学生だったので、小児病棟で過ごし、そこでは彼女よりも小さな子どもたちがたくさん入院していたそうです。怪我で入院している子どもは少なくて、ほとんどが病気での入院です。2歳のころから入退院を繰り返している5歳の女の子や薬の副作用で髪の毛が抜けてしまっている子、いつになったら治るのか、退院出来るのかさえ分からない子たちが大勢いたそうです。

その様子を見ていて、自分は怪我だから、治れば何でも出来ると思えたそうです。怪我をしてしまって、落ち込んでいる自分を励ましてくれたのは、自分よりも小さな病気の子どもたちだったということです。
それから、どんな逆境に立っても、「健康で生活出来ているならら何とかなる」と思えるようになったそうです。

Let's try! 実際に実践してみたら… ポジティブに考えてみたら

40代にもなると、新しいことを始める前に、危険性を先に考えてしまって、ついついネガティブ思考になりがちです。 気付けば次第にとても小さい事で悩んでいる自分に気づくことがあります。

まさに結婚相談所で婚活している頃がそうでした。そんな時に知り合った彼女は、慎重になりすぎている自分に微笑んで、「そんなに緊張しなくてもいいですよ」と言ってくれました。そんな彼女に魅かれて、勝手にポジティブに考えて、後日、デートに誘うことが出来てお付き合いすることになりました。話せば話すほど、ポジティブ思考な彼女の影響で、今では、物事を気楽に考えられるようになりました。
問題が起きないように注意することは必要ですけど、必要異常に慎重になる事がなくなり、新しい事にもチャレンジ出来るようになりました。

今は、彼女とダイエットと運動不足解消を兼ねて、クライミングにチャレンジしています。まだ、スタジオから出た事はありませんが、将来的には、本当のクライミングをしてみたいと思います。

相手に合せる

友達

学生時代の友達5人と、毎年、旅行に行く計画を立てています。企画は、その時によって違います。学生時代から長い付き合いをしているので、それぞれが我儘になっていても、許せる存在になっています。

ある時、ある1人が旅行の計画をしました。珍しく2人から反対と言うかブーイングが出ました。自分だったら、間違えなく自分の行きたいところで計画しているので、そんなブーイングは無視するところです。しかし、その友達は何事もなかったかのように受け入れて、計画を変更してしまいました。
もちろん、自分の意見を通すところは通していました。それでも、計画は変更されました。
なぜ?と理由を聞くと、友達は「意見を聞いて、合わせられるなら合わせた方が、より楽しく旅行が楽しめるから」との事でした。

自分の意見を持ちつつも、相手に合わせることは、当たり前の事のようですけど、40代以上にもなってくると、「他人は他人、自分は自分」という気持ちが強くなってしまうものです。調和を考えて、相手に合わせることが出来る友達にはっとさせられた気分でした。

Let's try! 実際に実践してみたら… 相手に合わせてみたら

自分は『相手に合わせる』という気持ちを忘れていました。なかなか、真似して行動に起こそうと思っても出来ることではありませんでした。きっかけも無ければ出来ないことだと思い込んでいたところもあります。 結婚相談所で婚活している知り合いも、相手の様子を聞いて、「自分の生活パターンは合わない」と決めつけていると言っていました。その気持ちは、とてもよく分かります。

しかし、だからこそ、婚活を続けているようにも思えてきました。 もともと、違う生活をしている者同士、違う環境で育った者同士です。自分の生活パターンと同じような人を見つけることはとても困難だと思うようになりました。
そこで、日頃から自分の意見を押し通さなくてもいいようなことは、相手に合わせてみるように心がけてみるようにしました。後輩と一緒に行った食事は、後輩のメニューと併せてみることから始めてみました。こうすると便利だとか良いと言われたことは、積極的にやってみることにしました。
そうすると、驚くことに相手の気持ちがよく分かるようになって、自分の幅というか経験値が広がって行くことを感じられるようになりました。

今では、結婚を前提にお付き合いしている彼女が出来たくらいです。
時に頑固に自分の意見を通すことも大切ですが、相手に合わせることの大切さも忘れてはいけないと思うようになりました。

好き嫌いなく食べる

親友の彼女

親友と久しぶりに飲みに行く事になって出かけた時の事です。事前に「サプライズがあるから」と言われていたので、何かと思ってちょっと期待しつつも待ち合わせの場所に行くと、知らない女の子が親友と親しげに立っていました。最近出来た親友の彼女でした。

その彼女、親友の話によると、食べ物の好き嫌いが多いとの事です。嫌いなものがないわけではないけれど、多すぎるのは遠慮したいと思っていた所です。
お店に入って、料理の注文のときに案の定「これは食べられない」と次から次に出てきました。それでも親友は自分の好きなものを注文していました。
出てきた料理に彼女は、親友から美味しいツボを教えてもらって、必ず一口食べるようにしています。我儘そうに見えた彼女でしたが、それで、少しずつ好き嫌いがなくなって来たそうです。 結婚相談所のあるデータによると、結婚相手の条件として食生活が同じことも重要だそうです。生活していく上で、必ず摂る食生活が違うことは、結婚生活が長続き出来るかどうかにかかわってくるそうです。

彼女の場合、嫌いなものが多すぎるので、それを少しでも減らす努力をしているようです。親友は、無理強いをするのではなく、嫌いなポイントや美味しく食べられるコツを教えてあげることで少しずつ嫌いなものがなくなってきているそうです。

Let's try! 実際に実践してみたら… 嫌いなものを食べてみたら

親友の彼女にならって、自分も嫌いなものを克服しておこうと思うようになりました。子どものころには食べられなかったものでも、大人になると食べられるようになると聞いたことがあります。

自分の嫌いなものは、トマトです。子どもっぽいので、誰にも言ったことがなかったですけど、意外と目立たなくて知られていないものです。
ケチャップとかトマトソースなどは食べられるので、いつかは克服出来るかと思っていましたけど、まだ出来ていません。 親友から食べるならフルーツトマトがいいと、勧められたので、フルーツトマトにチャレンジしてみました。それと、青臭さを感じずに、甘みを感じることとの事です。嫌いなものを食べるときって、どうしても嫌いな味を探してしまうものらしいです。

親友のアドバイスに従って、何とか一口食べてみたところ、フルーツトマトと言うだけあって、とてもフルーティーで甘い果物のようでした。
それからも、親友にアドバイスを貰って、徐々に普通のトマトを食べられるようになりました。食事の幅が少し広がったようです。

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