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入会後の流れ

上手なお断りの仕方
お見合いをしては見たものの、相手とフィーリングが合わなかったり、しっくりこなかったりして、どうしてもお断りしなければならない場面があると思います。ここでは、相手を傷つける事なく上手にお断りする方法をお教えします!
上手なお断りの仕方
まず気になるのが、どうすればお相手を傷つける事なくお断りできるかという事ですね。お相手の方が好意を抱いてくれている事が明白な場合は、なおさら悩んでしまいます。
しかし、そんなに難しく考える必要はありません。次の項目だけ気を付ければ、紹介者やお相手を無駄に傷つける事なく円満にお断りできますよ。
見合いをするつもりがないのに、お見合いを勧められてしまった
ケース1
こちらにその意思がないのに、お見合いを勧められる事もあります。紹介者はたいてい職場の上司や親戚等、気を遣わなければならない方だったりします。「釣書(つりしょ・つりがき)」という、相手のプロフィール(学歴、職歴、本籍地、健康状態、取得資格や趣味、家族構成、家族の勤務先、両親の出身地等が記入されている書類)や相手の写真が入った封筒を渡されるのが一般的のようです。
お見合いをする気がない場合は、それらの書類を受け取らずにお断りするのがベターです。「お気にかけて頂きありがとうございます。」とまずはお礼を述べ、「せっかくですが、私には必要ないお話です。申し訳ありません。」等と結婚する気がない事をはっきりと伝えましょう。
万が一書類を受け取ってしまった場合やどうしてもその場で断る事ができなかった場合、また書類が送られてきてしまった場合は、開封せずに紹介者へお返しします。封を開けてしまうと、今回たまたま気に入らなかっただけで結婚する意思はあると思われ、また別の方を紹介されてしまう事になりかねません。書類をお返しする際は「実は結婚を考えている婚約者がいます」や「今は結婚する気がございませんので」等、やはりお見合いをする気がないという事をはっきりと伝えたほうが良いでしょう。
見合い後、フィーリングが合わないのでお断りしたい
ケース2
もちろん、お見合いをしたからといって無理にお付き合いに進む必要はありません。万が一お相手の方が理想と違う場合は、お断りしても大丈夫です。
ただ、お会いした瞬間「タイプじゃないな」と外見だけで判断してそれを態度や話し方に表わしてしまう事は絶対にNGです。笑顔で受け応えをし、お相手を気遣ったトークを展開しましょう。一人の大人としての、最低限のマナーを忘れてはいけません。お相手の長所や共通の話題を探すよう心がけましょう。
それにより、お相手の印象が変わる事もあります。実際、第一印象というものはアテにならないものです。
お話しをしたうえで、性格や容姿、フィーリング等を総合的に熟考した結果「やはりこの方とは合わないな」と感じたら、そこで初めてお断りする事を考えましょう。相手に気を遣って、次回会ったときに断ろう等とは考えない方が無難です。次回のお約束をした時点で、お相手が期待をしてしまうからです。なるべく早く、お断りの連絡を入れましょう。
紹介者が結婚相談所の場合
紹介者にお断りの連絡をします。紹介者が結婚相談所等の業者の場合は特に遠慮は必要ありません。お見合いをした当日でもいいので、できるだけ早く「今回は辞退します」と伝えればOKです。あとは業者の方がやんわりと上手にお相手に伝えてくれるので任せてしまって大丈夫です。さらに相談所の場合は、断った理由も併せて伝えておくと次回のお見合いに活かしてくれます。こういう点においては、結婚相談所は気軽にお見合いできる良いシステムです。
紹介者が仕事先の上司や親戚の場合
気を遣わなくてはならない方なので少し厄介です。即日お断りするのも失礼なので、お見合いから2〜3日後にお返事するのが一般的です。遅くても一週間以内にはお返事しましょう。
ここで重要なのが紹介者の立場を尊重しなければならないという事です。紹介者とこれからも関わって生活するわけですので気まずくなるのは避けたいところです。しかし曖昧な理由でのお断りは後々面倒な事になりかねませんので、はっきりとお断りします。例えば「私にはもったいない方で・・・」なんて言ってしまうと「そんな事ないよ。もう一度会ってみれば見方が変わるかもしれないよ。」なんて言われてしまう事も考えられます。  
紹介者は、あなたとお相手が上手くいく事を望んでいるのでそんな理由では諦めてくれません。そうかと言って、お相手の性格や容姿を理由にするのは大人のマナーとしてNGですし、それこそ紹介者とお相手の関係を気まずくさせてしまう事にもなりかねません。
例えば「お話しをさせて頂きましたが少しだけしっくりこなかった点が気になり、それに結婚後の仕事に関しても家庭に入ってほしい(男性の場合は仕事を続けたい、等)という先方の考え方と合わなかったので、申し訳ありませんが今回は辞退させて頂きます。」等と、できれば2つの理由を組み合わせてお断りする事をオススメします。理由がひとつだと弱いのです。「しっくりこない」だけだと「何度か会ってみたら?」と言われてしまう可能性が高いですし、「私は仕事を続けたいが先方は専業主婦になってほしいと言っている」だと、紹介者が相手に掛け合って問題をクリアしてしまう恐れがあるからです。繰り返しになりますが、紹介者は上手くいく事を望んでいるので、残念ながらそのためには多少の努力を惜しみません。紹介者もお相手も傷つける事なく、でも多少の本音を合わせ技で組み合わせてみましょう。
見合いしてから何度かお会いした後にお断りしたい
ケース3
また、お見合い後何度かお会いしてからお断りをする場合は、上記とは少し違ってきます。何度かお会いしているのでお相手も情が湧いていると思われます。それなのに紹介者にのみお断りの連絡をしてお相手に対して何の連絡もせずに音信不通になってしまうというのも非常識ですよね。何度かお会いしている場合は、紹介者ではなく直接お相手にお断りの連絡をします。お二人の関係の深さにも寄るのでなんとも言えませんが、お相手を立てて自分に非があるようなお断りの仕方がベターだというのが一般的です。
介者がいなく、自分でお断りしなければならない
ケース4
それから最近では、紹介者がいないお見合いも増えているようです。これはお見合いパーティーや、親戚や知人等の紹介で当人同士が直接連絡を取り合って会う場合等で、一般的なお見合いとは違ってかなりカジュアルなものです。これらのお見合いには釣書等を取り交わす事もありません。何度かお会いした方をお断りする際は、直接お相手に会ってお断りするほうがいい場合もありますが、どうしても断りづらい場合は電話や手紙等でお断りする方法もあります。パーティーで出会った方はメールでもOKです。お見合いパーティー等は、気軽という意味ではかなり使える出会いの場と言えます。

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